祇園祭の山場となる山鉾巡行前の宵山行事期間中は、多くの夜店・屋台が四条烏丸を中心に広範囲で立ち並び、国内外から多くの来場者が訪れます。しかし、来場者数に比例して課題となるのが廃棄物であり、以前に比べ散乱ごみなどは減ったものの、可燃ごみの量は増える一方で、環境負荷が大きくかかっている現状でした。
そこで、2014年、夜店や屋台の協力のもと、日本初、そして世界初の試みとして、約21万食分の使い捨て食器をリユース食器に切り替える活動を展開しました。具体的には、当日、ボランティアスタッフとして参加した2000名のみなさんと共にエコステーションの設置、ごみの分別作業等を行い、2013年約60トンだった燃やすごみを29トン(2019年度実績)にまで減量させることが出来ました。
<具体的な活動>
2000人以上のボランティアで実現されるこの取り組みは、世界に誇る京都の市民による取り組みです。
● 祇園祭宵山行事におけるリユース食器を活用したごみゼロ活動
● 祇園祭のリユース食器オペレーションの実施
● 祇園祭飲食出展者へのリユース食器貸し出し
● 資源の分別活動
● 散乱ごみの清掃活動
代表者 | 太田 航平 |
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