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道普請人

世界の貧しい人々の暮らしを豊かにするために「開発途上国の問題は、現地に適したやり方で、そこに住む人々自身で解決していく」ことの実現を目指し、そのお手伝いをします。農村部の人々が普段利用する道やため池などを、エンジニアとして現地材料を使い自分達で整備し維持管理する方法を開発し、人々への技術移転、定着化を、世界各地でその土地固有の社会条件に応じた様々な方法で進めます。

<具体的な活動>
道普請人は日本の伝統技術「土のう」による道路設備手法を開発し、日本古来の精神「道普請」を紹介しながら自分達で持続的に農道を維持管理することの重要性を訴え、開発途上国の各地で道路改修を行っています。
2005年9月に地球最後の秘境といわれるパプアニューギニアにて、世界初の「土のう」による道路改修を行いました。その後、アジア5か国、アフリカ18か国、中南米で2か国、太平洋州で4か国と活動範囲を広げています。

私たちは新しく出かけていく村で、道の状態や住民の意識を調査し、実際に彼らと「土のう」による道直し手法を実践し技術移転を進めます。土のう袋には、現地では穀物や肥料用に利用されているプラスチック袋が転用できます。現地で手に入る材料で、女性や子供たちも作業に加わり村の住民が一体となって楽しく作業を進めています。

ケニアでは、現地でNGO登録をし現地スタッフ10名を雇用しアフリカの拠点として活動しています。ILOとの連携パートナーとして若者雇用促進事業の一環で、若者たちに土のうを利用した農道整備手法の研修を行いました。このことがきっかけで、道直しを行う会社を立ち上げ事業を拡大させている事例が見られます。

持続的に車両の通行性を確保するには、継続して自分達で維持管理することが重要です。道直し後も村を訪れ道の様子を確認し、維持管理体制構築に向けた啓蒙活動を進めています。それには住民グループ、若者グループ、現地の行政機関、換金作物を輸送する民間会社など農道整備にかかわる様々な機関を巻き来み、連帯してさらに多くの村での道直しを進めます。

農道や生活道路の状態が悪く、市場、学校、病院へのアクセスが制限されてしまう地域はまだまだあります。「道」に関わる多くの分野の事業(インフラ整備、農村開発、保健、教育、コミュニティ防災)に参画し、「自分たちの道は自分たちで直せる」という意識を世界に広げていきます。

道普請人は世界各地の農村インフラの整備を目指し、土のう技術を軸に活動を展開します。「Do-nou」が世界共通語になる日もそう遠くないかもしれません。

代表者木村 亮
主な活動対象地域 国外
組織形態 NPO法人
活動内容(1)
活動内容(2)
活動内容(3) 国際協力・交流
活動内容(4)
登録したセンター市民活動総合センター
更新日2024-03-26 13:24:36
タグ SDGs 認定NPO法人

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